大ロットのチラシ印刷を行う際の紙質選択

大ロット印刷といえば、多くの場合にイメージされるのは新聞のチラシですが、この他にも大量に生産される電化製品の説明書だったり、CDの背の部分のタイトル用紙だったりと、数多くの用途があります。

枚数が数万に及ぶような大ロット印刷に特化した業者は複数ありますが、依頼を行う際、利用目的に応じた紙質を選択する必要があります。

発注の相談をする際に目的を詳しく説明し、業者が保有する紙材のうち、どのタイプを選択するのが目的とコストに合うか、十分に検討してから印刷を開始するようにしましょう。

例えばスーパーの特売情報を知らせるチラシであれば、色は鮮やかなほうが良いですが、保管目的で利用されることは考えなくて良いため、紙は薄く安価なものを選ぶべきです。

一方、CDジャケットや高級感のある製品に同梱するパンフレットのようなものは、厚みもあって重厚感あるものが良いですし、手にした方が文字を書き込むことを前提としている場合は、ボールペンの筆圧に耐え、コシも強いものが望ましいです。